2018-06-15
ステップワゴン 左フロントドア凹み修理
左フロントドアにソフトボールほどの凹みがあります。
大きい凹みはソフトボール位の大きさですが、その凹みに引っ張られて周囲も歪みが出ています。
縦にも白いペンキがついていて少し折れ目もあります。
最近の車のボディはとても薄くプレスされて出来ています。高張力鋼鈑というのですが、
少しのヘコミでも周囲まで鈑金が必要になるケースが多いです。
早速、鈑金をしてみるとやはりパネルが伸びてしまいこの様な大きさのパテになりました。
お客様は小さなヘコミと思っていても、実際はヘコミの周囲が歪んでいることが多いです。
パテで成形後、下地のサフェーサーを塗布し塗装に下準備をします。
ドアノブの取っ手を外し塗装面以外をマスキングします。
調色した色をサフェーサーの上から3回から4回ほど塗装して色を染めいていきます。
シルバー色もそうですが、濃紺色になればなるほどパテを削ったペーパーの傷やサフェーサーを研いだ痕などが消えにくいので、良くみながら塗装します。
色がしっかりと塗装できれば次はトップコートクリアーです。
塗装するパネルの前後パネルの塗肌と同じように見えるようにクリアーを2回塗装します。
クリアーを塗装するときは、出来るだけチリや埃が付きにくい環境で塗装することが大事です。
トップコートクリヤーにゴミ等が付くと、仕上げ磨きがとても時間が掛かってしまうので、とても気を使います。
塗装後は熱でしっかりと乾燥させて、ポリッシャーで磨いて完成です!!